今回の楽曲『チューニング』は、『渋谷川』『ボブディランは返さない』に続く3曲目で、欅坂46のユニットとしては最多の曲数を誇る。『チューニング』は、ゆいちゃんずの真骨頂ともいえるコーラスワークが心地よく、”これぞゆいちゃんず”といった仕上がりになっている。
ミュージックビデオの舞台は1970年代。喫茶店で働きながらゆいちゃんずとして活動する2人。
初日のコンサートを終え、喫茶店で働いていると二人はウトウトしてしまう。目を覚ますと二人は現代にタイムスリップしていた…というドラマ仕立ての今作。昨年放送された『徳山大五郎を誰が殺したか?』で鍛えられ、成長した2人の演技にも注目したい。
2017年4月15日に4thシングル『不協和音』のリリース、翌年4月6日には、代々木第一体育館でデビュー1周年記念ライブを控えている欅坂46。ゆいちゃんずの存在は欅坂46にとってかかせないピースの一つであることを再確認できる。ミュージックビデオは必見である。